地元のフリーペーパーを活用して集客アップ

この記事は私の経験に基づくお話です。私は誰も知り合いがいない郊外でフィットネスジムを開業しました。そのエリアには1軒もフィットネスジムはありません。おそらく需要がないと判断して大手フィットネスジムも参入してこなかったのでしょう。開業直後はフィットネスジムのホームページのみで宣伝していました。しかしホームページも完成したばかりだったのでSEO対策を行っていても上位にランクインされず、問い合わせはもちろんのことアクセス数もほぼ0でした。そこでコーチングを受けている中小企業診断士から「地元のフリーペーパーを活用してみてはどうか。」と提案されました。

「この時代にフリーペーパー?」と少々疑問を持ちましたが悩んでいる時間はありません。早速新聞社に問い合わせました。営業の方に話を聞くと、私のフィットネスジムのお客様像に近い方がフリーペーパーの読者層だと分かりました。広告費は1年目は惜しんではいけない。と思い約1年間の契約を新聞社様と交わしました。お客様に聞いてみて分かったことですが、郊外に住んでいる方は大型ショッピングモールや子どもの学校には頻繁に足を運びますが、駅前にある私の店舗には全く足を運ばないそうです。だからフィットネスジムができたことを知らなかったそうです。そしてパソコンやスマートフォンを持っていてもインターネットで検索するとは限らないということです。

面倒くさいし忙しいから検索しないという方もいたのです。フリーペーパーの反響は大きく、広告掲載から3ケ月連続でお客様が来館してくれました。私のフィットネスtジムに来てほしいお客様がいらしてくれたことで私もとても嬉しいです。そして今は市の補助金制度を活用させてもらっています。フリーペーパーの紙面広告費の半分が市から補助が出ます。このような制度を知っておくと、自己負担も減り余裕を持って経営することができます。今はネットの時代ですが、アナログも疎かにしてはいけないとこの経験を通じて学びました。